四柱推命の通変星「印綬」は「知性の星」と「才能の星」を持っており、自分でコツコツ学びながら知識を豊かにし、それで人生を豊かにしていきます。
周囲との協調性も高く、優しく粘り強いことから、周囲に指導する立場にもなりやすく、「先生」と呼ばれる立場になることも多くなります。
恋愛はかなり奥手で、自分からはなかなか行動に移せませんが、相手には誠実に向き合い、記念日のプレゼントなどは欠かさないマメさの持ち主です。
今回はそんな通変星、「印綬」を持つ人の性格や特徴、恋愛運や仕事運、相性などについてまとめていきたいと思います！
目次
四柱推命の「印綬」って何？
四柱推命の通変星「印綬」は「知性の星」と「正統派の星」を持っています。知性の星は知的好奇心や探求心、向上心を大切にするところがあります。そこから知性の星は別名、才能の星とも呼ばれています。そして正統派の星は、あらゆる物事に対して正面から、正攻法で取り組んでいく性質を持っています。それらの性質を併せ持つ印綬は、向上心高く、常に探求心を持って学び続けるイメージと言えます。
また、印綬という言葉の中の「綬」の字は、昔の役人が職務の際に使用する印につけるひもを指しています。これはその人の位階や勲章を飾るために使っていたことから、印綬は知識が豊富な状態や、知識や教養豊かな人への憧れという意味も持っています。そこから印綬は、学び続けてたくさんの知識を手にし、その知識や教養を受け継いでいく使命を持っているとも言えます。
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印綬を持つ人の特徴と性格は？
印綬を持つ人は、知的好奇心が強く、学ぶことが大好きです。自分が知らないことを見つけると「知りたい」という気持ちがどんどん湧き上がり、知識を求めていきます。
その情熱は周囲が驚くほどで、寝ることも、食事をすることも忘れて没頭することもあります。「なぜ？どうして？」を追求し続ける性質で、専門家として大成する人も多いです。
また、印綬はあらゆる知識をどんどん自分の中にため込むだけではなく、周囲に伝えていくことを使命として持っています。だからこそ周囲に対しての面倒見もよく、周囲との協調性も高いです。その優しさと愛情深さから、リーダーとして周囲をまとめるのも上手です。
しかし、やや神経質で細かく、やや臆病なところがあるため、物事をマイナスに考えてしまう癖があります。そのため、なかなか行動的になれない慎重な一面もあります。
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年柱の印綬が表すものは？
年柱の通変星が表すのは、あなたの初対面の時に人に与える印象です。
年柱に印綬がある人は、落ち着きがある人という印象を与えます。
立ち居振る舞いなどに品の良さが漂っており、その穏やかなオーラに安心感を覚える人も多いでしょう。
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年柱の蔵干通変星の印綬が表すものは？
年柱の蔵干通変星が表すのは、あなたが生まれ持ったり、家系に引き継がれたりしている才能です。
年柱の蔵干通変星に印綬がある人は、高い指導力と考える力を持っています。
常に向学心を忘れず知識を高めていき、穏やかに周囲を導きます。
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月柱の印綬が表すものは？
月柱の通変星が表すのは、その人の仕事への向き合い方です。
月柱に印綬がある人は、自分で学びを深め、それを仕事にどんどん活かすことが得意です。
自分の取り入れた知識を活かせると強く感じられる仕事にプライドを持って向き合い、結果を出していきます。
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月柱の蔵干通変星の印綬が表すものは？
月柱の蔵干通変星が表すのは、その人が努力なしにできてしまう生まれ持った才能です。
月柱の蔵干通変星に印綬がある人は、情報収集力と指導力が突出した才能です。
好奇心を持ってたくさんの情報を仕入れ、それをもとに周囲を導くのも得意です。
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日柱の蔵干通変星の印綬が表すものは？
日柱の蔵干通変星が表すのは、その人が生まれ持った本質です。
日柱の蔵干通変星に印綬がある人は、学ぶことを心から楽しめる性格をしています。
自分で目標を立ててどこまでも極めていく継続力と向上心を持ち合わせ、楽しんで学び続けていけます。
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印綬の人に備わる基本的な運勢や開運方法は？
印綬を持つ人は、どんなことにも興味を持って学んでいくことで運気が上昇します。
自分が学ぶことによって才能を磨き上げ、自身の社会的地位を高めていくことができます。基本的に知的向上心が高く、どんなことでも知りたいと思うし、疑問が生まれればそれを解決したいと思います。その想いに従って行動することが、最終的に自分を助けることになります。
そんな印綬の開運方法は、そうやって得た知識を周囲に還元することです。
人当たりが良く、根気強さもある印綬は、人に指導するのにもってこいのタイプです。直接指導するのはもちろんですが、SNSなどを使って多くの人に発信していくのも良いでしょう。
ただ、決めつけた言い方をすると、周囲には傲慢と映る時があるので、そこには注意が必要です。どんな時でも、謙虚さを忘れないようにしてください。
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印綬の人の仕事運と適職は？
印綬の人の仕事運は、知的好奇心が満たされる環境を手にすると上昇気流に乗ります。
自分が満足するのはもちろんですが、教えるのが上手な印綬が学んで知識を豊富にすることで、周囲もその恩恵に預かることができます。知性の星だけに頭をフル稼働させる頭脳両道が向いています。学ぶことが自分のスキルアップに繋がるような環境を選べば仕事が楽しくて仕方がなくなるでしょう。
そんな印綬の適職は、高い指導力を活かした教師や教育係、そして知識を極め、探求心を持ち続けてこそ結果が出せる研究職や企画営業、幅広い知識を活用できる作家業や通訳などにも向いています。
体を動かすよりも頭を使う率の方が高い仕事を選んでいくと、自分にぴったりの職場にたどり着くことができます。また、ある程度経験を積んだら独立して才能を活かすのもおすすめです。
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印綬の人の恋愛傾向は？
印綬の人は、確実にこういう流れになっていく、という確定したものがないために、どちらかというと恋愛は苦手としています。そのため、不安が先に立って自分からは行動できないことが多いです。
慎重すぎるあまり、何かする前から「ダメだったらどうしよう」と考えることが多いですが、相手が積極的に来てくれた際には一生懸命向き合います。ただし、そこでも慎重さが発揮されるので、簡単に交際には進みませんが、いったんお付き合いが始まれば誠実に関係を深めようと努力します。
情熱的なアプローチを仕掛けるのは苦手ですが、もともと愛情深く、まめなところがあるので、誕生日や記念日には忘れずにプレゼントを贈ってくれる律義さがあります。
また、向上心が強いので、恋人ともただべったり寄り添うだけではなく、お互いに切磋琢磨して高め合っていきたいと思っています。
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印綬の人に備わる結婚運は？どんな結婚が理想？
印綬の人の結婚運は、自分と同じように向上心が高い人と一緒になれると充実していきます。
印綬の人は、じっくり時間をかけてお互いに深く知り合っていくことを好みます。そのため、結婚に至るまでには時間がかかりがちですが、勢い任せで結婚したりすることがないため、失敗は少な目です。
結婚したらお互いの両親とも良い関係を築こうと努力し、誠実な対応を欠かしません。家族も大切にする頼もしいパートナーとなってくれます。
そんな印綬の理想の結婚生活は、家族ぐるみで仲良くできる関係を築くことです。また、結婚しても家族みんなで学び続けたいとも思っています。そのため、子どもの教育に対しては厳しくなりやすいところがあります。
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印綬の人に備わる金運や金運アップの方法は？
印綬の人の金運は、生まれつきかなり強いものを持っています。
印綬は学びの星であり、地位や名誉をご縁がある星です。それを極めていくためにもお金が不足しないよう、金運を持って生まれています。そのため、元々経済的に恵まれている人が多いでしょう。
また、学ぶこと以外への出費はさほど興味を持たないため、無駄遣いも少ないです。やや不安症なことから、将来に対する備えも万全です。
そんな印綬の金運アップ法は、大きなお金を手元に置いておかないことです。
不安にかられたり、強く興味を引いたりするものがあると、どかんと出費をしがちなので、普段使う口座とは別で管理するなど、簡単に使えないようにすると吉です。
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印綬と相性の良い通変星は？
印綬と相性が良い通変星は「比肩」「偏財」「正官」の３種があります。それぞれの相性について、以下に解説していきます。
印綬と比肩の相性
寝食を忘れて学びに没頭する印綬と、自分の決めた道を突き進む勢いのある比肩は、協力すれば何でもクリアできる最強タッグです。
互いの違いを尊重し合うことができるため、知識豊富な印綬が計画を立て、突破力の高い比肩が道を切り開くというように、上手に役割分担ができます。
互いの世界を邪魔しないので、居心地のよい関係が築けます。
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印綬と偏財の相性
学ぶことで知識を深めていく印綬と、独特な発想力を持ち合わせている偏財は、それぞれの好奇心を刺激する関係性です。
印綬から見た偏財は「どこからそんなことが思いつくんだろう」と興味をそそる対象であり、偏財から見た印綬は「たくさんのことを知っている」と素直に尊敬できます。
揉めることもなく、平和な関係を築けます。
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印綬と正官の相性
繊細で誠実な印綬と、真面目で責任感の強い正官は、お互いに安心感を抱くことができます。
正面から物事に向き合うという考え方などが似ており、お互いを自然に理解し合うことができます。
ともすれば不安に押しつぶされそうになる繊細な印綬を、正義感と責任感が強い正官は守ってあげたいと感じます。お互いに自然体でいられる関係性です。
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印綬と相性の良くない通変星は？
印綬と相性が良くない通変星は「傷官」「正財」「偏印」の３種があります。それぞれの相性について、以下に解説していきます。
印綬と傷官の相性
座って頭を働かせる方が好きな印綬と、体を動かしていきたい傷官は、行動パターンも考え方も真逆でなかなかかみ合いません。
また、それぞれが一本芯を持っているために、うまく譲り合うこともできず、一緒にいると妙に気疲れしたり、ちょっとしたことでバチバチと火花が散ったりします。
お付き合いが必要なら、短時間だけにしましょう。
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印綬と正財の相性
印綬と正財は天敵となる組み合わせであり、一緒にいると、お互いのマイナス部分を目立たせてしまう関係です。
真面目で学ぶことを好む点は共通しているのに、出してくるアイデアの質が異なるため、お互いに「ただの理想論」「頭が固すぎる」と受け入れることができません。
話せば話すほど、嫌な印象だけがお互いに残ってしまいます。
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印綬と偏印の相性
慎重で石橋を叩いて渡る印綬と、思いつきで行動できる自由な偏印は、ペースも考え方も合わず、すれ違いやすいです。
着々と正攻法で物事を成し遂げていきたい印綬と、斬新な方法でぱぱっと解決したい偏印は同じ方向に進もうとすればするほど足並みがそろわず、イライラが募ります。
ただし、お互いの違いを尊重できるようになれば関係は変わっていきます。
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ズバリ、印綬を持つ人はこんな人です
命式内に印綬を持つ人は、向上心と知的好奇心が強く、「なぜ」「どうして」を寝食も忘れて追及します。
また、その知識を周りに伝えることが得意なので、自然とリーダーや指導者に祭り上げられます。
恋愛と結婚は別と考えており、結婚しても向上心を忘れずにいきたいと望みます。
さらに強い財運を持っており、生涯を通して学ぶ資金が尽きないのが特徴です。
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